ブログ
施工事例・プラン例
2019年12月10日
こんにちは!設計士の髙士です。
今回はリフォームについてのお話をさせていただきます。
リフォームで重要なのは、やっぱり耐震性ですよね!
耐震性は大丈夫ですか?とよくお客様にご質問されます。
建築士であっても、見ただけで耐震性まではわかりません。
そこで、耐震診断を採用していきます。
アトリエクラッセの1級建築士4名は全員木造住宅耐震診断士の資格を保有しております!
さて、耐震診断・木造耐震診断士とは何でしょうか?
目次
耐震診断とはその建物の耐震性を診断することです。もう少し具体的に言えば、設計図や現地調査で耐震性に関わる部分を確認・調査したうえで、耐震性を計算する作業です。
日本建築防災協会が認定したプログラムで診断しますが、その診断結果は、「0.65」「1.0」「1.18」のような評点で表示されます。「1.0」に満たない住宅に対しては、「倒壊する可能性がある」「倒壊する可能性が高い」などと評価され、「1.0」以上であれば、「一応倒壊しない」「倒壊しない」と評価されます。以下が、評価コメントです。
「1.0」未満だから大きな地震の際に必ず倒壊するというわけではないですし、「1.0」以上だからといって倒壊しないことが保証されるわけではありませんから、誤解しないで参考として理解しておくべきです。
「1-1.耐震性とは?」で耐震性を考えるうえで壁が大事だと述べましたが、耐震性に効果のある壁(耐力壁)が多ければよいのかと言えばそう単純でもありません。大事なのは耐力壁の配置、つまりバランスです。築年数の新しい住宅でもバランスが悪いために評価が低くなってしまうことは少なくありません。
一般的に住宅の耐震診断といえば、一般財団法人 日本建築防災協会の講習や、耐震診断を行う者として必要な知識及び技能を習得させるための講習(登録資格者講習)と同等以上の講習と国交大臣が認めた講習を修了した建築士(一級建築士・二級建築士・木造建築士)が行います。この資格を木造住宅耐震診断士といいます。
もちろん、新築にも耐震性は大切です。
私たちは、リフォーム、新築共にお客様が長く住める住まいづくりに取り組んでいきます!!!