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家づくり・現場の様子
2022年4月11日
こんにちは!
桜の花も散り、少しさみしさを感じる今日この頃です。
今回は電気工事についてのお話です。
電気は私たちの暮らしの中で、欠かすことのできないエネルギーであるのは言うまでもありません。
電気は非常に便利なものですが、その反面誤った工事を行うと、漏電による火災や感電による人身事故を起こします。そこでさまざまな法令によって工事の基準が定められています。
これゆえに、電気工事は専門の資格を持った電気技師が行わなければいけません。
工事開始の前に、仮設の電気を設置します。
近くの電線から電気をポールに引き込み、仮設のコンセントを設置します。工事中はここが電源になるので、様々な業者がこれを使用します。
大工さんが内部の下地を組めたら、電気屋さんが配線工事に入ります。
家じゅういろいろな所に電気配線が張り巡らされていきます。
↑配線が集まって束になっています。ここは分電盤が設置される所です。
換気扇の排気ダクトも電気屋さんの仕事になります。外壁を貫通するので防水処理を施します。
この時点でコンセントボックスも仕込んでいきます。これらの作業が終われば断熱工事と仕上げのボードを施工します。
ボードが貼れたら開口していきます。↑はダウンライトが付く穴です。綺麗に丸く開いてます!
↑コンセントが付く穴です。
シーリングが付く所は配線を出しておきます。
クロスが貼れた後に、スイッチやコンセント、照明器具を取り付けて完成です。
このように、電気屋さんは様々なタイミングで現場に入り、少しずつ仕上げていきます。
普段何気なく使っている電気ですが、資格を持った電気技師による確かな施工があるからこそ安心して使えるのですね!!
今回は電気工事についてのお話しでした。