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家づくり・現場の様子
2020年5月13日
こんにちは、建築管理部の藤間です。
本日は地盤改良についてお話ししたいと思います。
地盤とは建物が建つ土地のことで、地盤は住まいの安全性を左右する重要な部分のため、家を建てる前に、建物を建てても安全な土地かを調べます。これが地盤調査です。
地盤調査はその土地の強度について調べ、建物が安全に支えられる地盤か、安全に建てるためにはどうすべきかなどを把握するために行う、安全な住まいを建てるためには欠かせない工程です。
写真はスウェーデン式サウンディング試験という方法での地盤調査です。
スクリューポイントを取り付けたロッドの頭部に約 1kN(100kg)まで荷重を加えて貫入を測り、貫入が止まったらハンドルに回転を加えて地中にねじ込み、25cmねじ込むのに必要な半回転を測定します。
簡単に言ったら写真の鉄の棒が地面にどれだけ入るかで地盤の強度を測っています。 地盤調査を終えたら、結果次第で改良が必要か不必要かがわかります。
不必要の場合はそのまま基礎着工ができるのですが、 必要な場合は地盤を改良しなければなりません。 地盤改良とは簡単にいうとコンクリートの柱を何本も地面に注入して地盤を強固にすることを言います。
この方法は『柱状改良工法』と呼ばれます。
写真の等間隔で空いている地面の穴がコンクリートの杭のある場所です。 直径約50㎝、深さ約4mくらいのコンクリートの杭を地面に注入していきます。
杭の高さが違うのは、そこが深基礎だったりするからです。 家は当たり前ですが、水平に建築します。 基礎の段階、その前の改良の段階で杭の高さを決めています、
長く丈夫な家を造るためには欠かせない工程です。