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家づくり・現場の様子
2020年5月28日
こんにちは!
建築管理の福田です。
家を建てようと思ったときに最初に行なう重要な作業に「敷地調査」があります。
そもそも敷地調査とは・・・
敷地の面積や形状、方位、高低差、道路の状況、隣接家屋の状況、法規制などを調査します。
それが「敷地調査」です。
その中でも今回は高低差の調査についてご紹介したいと思います。
建物の配置や外構計画に影響するのが高低差の調査になります。
高低差に気づかず敷地図だけで建物の計画をした時に、「このまま着工したら道路から玄関へ辿り付けない。」や「雨水が道路へ流れにくくなる」というようなことが考えられます。
なので着工する前にしっかり高低差の確認をしっかり行います。
今回測量で使用した機械は、オートレベルを使用しました。
「オートレベル」は精密機器のため、強い衝撃を与えたり、高熱にさらしてはいけません。
取り扱いは丁寧に扱う必要があります。
丁寧に扱わないと機器の精度が悪くなり正確な数値が出なくなります!💣💣
では、実際に敷地の高低差を調査してみます。
まずは、三脚の台座を水平になるように立て、その上に機器をセットしていきます。
足元の長さが調整できるようになっているので、設置する場所が斜めになっていたりしていても大丈夫です。👍
おおよそ水平に機器がセットできたらスイッチをオン!
すると、機器が自動的に調整をして水平にしてくれます。
水平になれば機器からレーザー光が水平に放射されます。
そして、受信機で測量器から発射されるレーザー光を受信します。🛰
レーザー光が受信機のどの部分に当たっているか表示されるので、スタッフと呼ばれる定規を使って
地面から何センチのところをレーザー光が通っているか、測量することができます。🎉
まず基準となるポイントの高さを測り、その後、必要なポイントの高さを測っていくと
各場所の高低差が分かる仕組みです。
いかがでしたか?
お家を建てる際には十分気を付けてくださいね。