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家づくり・現場の様子
2021年3月5日
こんにちわ!
今回は、土間打ちについて紹介していきます。
土間打ちとは、玄関に続くアプローチや、駐車スペースに用いられる外構工事における定番の工事になります。
表面は白や灰色で、凹凸のない小手仕上げやハケを使って仕上げる刷毛引き仕上げなどがあり、目地を生かしたデザインも人気です!
↓ 作業様子 刷毛引き
刷毛引き仕上げによって意図的に凸凹をつけることによって雨の日でも滑りにくく安全性を高めることができます。
土間打ちした床面は耐久性も高く、車の重さにも耐える強度があることから、駐車スペースにもよく利用されます。また、地面を完全にコンクリートで埋めてしまうので雑草も生えず、直接水を流すこともできるので、日頃のお手入れも非常に楽になります。また、緩やかな傾斜のスロープにしたりする事で、車椅子での移動も楽にできるので、お住まいのバリアフリー化にも適した施工方法です。
土間打ちをした床面は、非常に頑丈で長年変化が少ないと思われていることが多いですが温度によって伸縮してしまいます。
広いスペースで、均一に施工してしまうと稀にひび割れがおこることがあるため、これを防ぐために伸縮目地を設けます。
目地を設ける事によって、コンクリートが膨張した際に余裕が生まれひび割れを防止することができます。
↓コンクリートの間の隙間が伸縮目地です。
直線の目地だけではなく、曲線に目地を入れる事によってデザイン性もあってオシャレな仕上がりにすることもできます。
家のコンセプトにあった仕上げを考えるのも楽しいですね!(^^)!