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家づくり・現場の様子
2022年4月6日
皆様こんにちは。
建築管理部の鵜山です。
桜も満開を迎え気候も過ごしやすくなった今日この頃、ソーシャルディスタンスを守ってお花見や行楽の楽しい季節になりましたがいかがお過ごしでしょうか?
さて、本日は大工さんが現場で一番最初に取り掛かる作業、「土台敷き」の様子をお伝えいたします。
基礎の上に敷かれている黒い部材は「基礎パッキン」と言います、基礎と土台の間を2cm浮かして通気を行い床下の湿気を籠らないようにしています。
この上に何トンもの家が載っても支えるのですからすごいですよね、圧縮に対する強度はとてつもなく強いです。 昔よく見られた通気口に比べてもこちらの方が換気できる空気量が多いのですからすごいですよね。
土台を基礎に留めるのは基礎から出ている太さ12mmのアンカーに留めます。 アンカーの位置は柱や継ぎ手、その他構造に干渉しない位置で尚且つ土台が浮き上がらないように考えて決められています。
お風呂などの外の空気が入ってほしくない箇所は「気密パッキン」を使います、サイズや見た目は変わりませんが大きな違いは通気しない事です。 冬場はお風呂は通気するとすぐに冷えてしうので、気密して他の床下と隔離することで快適に過ごせるように考えられています。
土台を敷き終わりますと今度は床下の断熱材になります、これを床下に隙間なく敷き詰める事で室内が快適に過ごせるようになります。
最後に構造用合板24mmを敷いて養生をすれば土台敷きの完了、この作業を1日~2日間で行います。
棟上げを待つばかりになります。