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施工事例・プラン例
2019年11月12日
こんにちは!設計士の髙士です^^
本日はオール電化についてお話します!
そもそもオール電化ってなんでしょうか?
オール電化とは、家の中で使う調理・空調・給湯などに必要な熱エネルギーを、すべて電気でまかなうシステムのことです。電気とガスを併用している家庭が多い中、2000年代に入ってから急速に普及しました。自宅をオール電化にすることによって、都市ガスやプロパンガスなどを使う必要がなくなります。
オール電化設備とは?
オール電化住宅では、電気を熱源とした設備が必要になります。たとえば、ガスコンロに代わって、電磁波で加熱するIHクッキングヒーターを使用することになるでしょう。また、給湯器もエコキュートや電気温水器などの電気を熱源としたものが必要です。暖房もガスや灯油ではなく、エコキュートのお湯を活用する温水式電気床暖房などを使用することになります。
オール電化のメリットは?
目次
オール電化の最大のメリットは、お湯と暖房にかかる光熱費を安く抑えることができる点でしょう。電気代が安い夜間電力を利用できるため、ガスや灯油と併用するより毎月の光熱費が安くなることが多いのです。
電気とガスを併用している場合はそれぞれ基本使用料がかかりますが、オール電化だと基本使用料を支払うのは電気の分だけで済みます。その分、節約にもつながり、管理もしやすくなるでしょう。
ガスを使用しないため、ガス漏れや一酸化炭素中毒、ガスコンロによる火災の心配もありません。小さな子供がいる家庭や高齢者の一人暮らしでも安心感が強いでしょう。また、IHクッキングヒーターは使用中に二酸化炭素が発生しないため、空気が汚れにくいというメリットもあります。
台風や地震などの災害時も、オール電化のほうが安心です。ライフラインが途絶えた場合の復旧が、ガスより電気のほうが早い傾向にあります。また、エコキュートや電気温水器のタンク内の水を生活用水として役立てることができるのです。
デメリットは?
オール電化のデメリットとしてまず挙げられるのが、初期費用が高額という点でしょう。IHクッキングヒーターや給湯器・暖房器具の本体代だけでなく、基礎工事や電気工事・水道工事にも費用がかかります。また、エコキュートなどを設置する際に、設置場所の補強工事が必要になる場合もあるでしょう。
オール電化向けの電気料金プランでは、安くなるのは夜間料金だけです。その分、日中の電気料金が割高に設定されているため、日中に電気を多く使う家庭では、電気代が高くなってしまう場合もあります。
IHクッキングヒーターの場合、専用の調理器具以外は使用できません。電気を通さない材質の鍋やフライパンは使用できないため、ガスコンロに比べて自由度が低い点がデメリットでしょう。
必見!!オール電化おすすめの人とは?
共働きなどで日中家に人がいないことが多い家庭の場合は、オール電化がおすすめです。夜間の電気代が安い分、日中の電気代が高くなるため、日中に調理や給湯をすることが多い家庭にはおすすめできません。そのため、今後の生活スタイルも考えた上で導入を検討すべきです。
IHクッキングヒーターは火を使わず二酸化炭素も発生しないため、ガスコンロに比べて安全性が高いのが特徴です。そのため、小さな子供がいる家庭など、安全性を重視したい場合に向いているといえるでしょう。
プロパンガスは都市ガスより料金が高いのが一般的です。配管が通っていないなどの理由で都市ガスへの変更が難しい場合は、オール電化にしたほうがお得なケースもあります。今より安いプロパンガス会社への変更も検討した上で、オール電化にしたほうがよいか考えてみるとよいでしょう。
アトリエクラッセでは、オール電化にするメリット、デメリットもお客様と相談し決めていきます。
通常かなりの費用が掛かるのですが、費用面での相談もさせていただき極力大きなオプションにならないようにご協力させていただきます。
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